
「カラコンを使いたいけど、乱視だから無理かも…」「見えづらいのに、どうやってみんな使ってるの?」
そんな悩みを抱える乱視ユーザーの声は少なくありません。
実際、乱視のある人がカラコンを使うには、普通の度ありカラコンとは違ったポイントに注意する必要があります。
特に、「見た目の可愛さ」と「視界の快適さ」のバランスをどう取るかは、多くの人が直面する問題です。
でも、あきらめる必要はありません。
今では乱視の人向けに設計された「トーリックカラコン」も増えており、しっかり選べば安全かつおしゃれにカラコンライフを楽しむことができるのです。
この記事では、「乱視の人 カラコン どうしてる?」という疑問に答えるために、
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乱視の基本知識
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カラコンの種類と選び方
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使用時の注意点
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実際の使用者の声
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おすすめブランド
などを分かりやすく解説します。
乱視でもカラコンを使いたい!というあなたに、ぴったりの情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
第1章:そもそも乱視とは?
カラコンを選ぶ前に、まず「乱視」とは何なのかを正しく理解することが大切です。
乱視とは、角膜や水晶体の形が完全な球体ではなく歪んでいるために、光が網膜上で正しく焦点を結ばない状態を指します。
● 乱視の見え方の特徴
乱視があると、以下のような見え方の違和感が生じます。
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にじんで見える:文字や光がにじんで二重に見えることがあります。
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ぼやける:近くも遠くもピントが合わず、ぼやけて見えることがあります。
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目が疲れやすい:焦点が合いづらいため、長時間の作業で目が疲れやすくなります。
● 近視・遠視との違い
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近視は、近くは見えるけど遠くが見えにくい状態。
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遠視は、遠くは見えるけど近くが見えにくい状態。
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乱視は、方向によってピントが合わないため、どの距離でも見えづらさを感じることがあります。
これらは単独でも起こりますが、多くの人は「近視+乱視」や「遠視+乱視」というように複合的な屈折異常を持っています。
● 軽度から重度までのタイプ
乱視には軽度・中等度・重度といったレベルがあります。軽度の乱視であれば、日常生活にほとんど支障はなく、一般的なカラコンでも問題ない場合があります。
しかし、中等度以上になると視力に影響が出るため、しっかりと矯正された乱視用カラコン(トーリックレンズ)を選ぶ必要があります。
第2章:カラコンにはどんな種類がある?

乱視の人がカラコンを選ぶ上で、まず知っておきたいのがカラコンの種類です。
用途や度数、装用期間の違いによって、さまざまなタイプが存在します。
● 普通のカラコン(視力矯正なし)
視力に問題がない人や、眼鏡と併用する人向けの「度なし」カラコンです。
ただし、乱視の人がこれを使うと見えづらさや違和感を感じることが多く、長時間の使用は目に負担がかかる可能性があります。
● 度ありカラコン(近視・遠視用)
視力補正機能がついたカラコンで、近視や遠視を矯正するタイプです。
ただし、これは乱視には対応しておらず、乱視の人が使うとピントが合いづらい、ぼやけるといった問題が生じます。
● 乱視用カラコン(トーリックレンズ)
乱視の人が快適にカラコンを使いたい場合、選ぶべきはこのタイプです。
「トーリックレンズ」と呼ばれる特殊な構造で、乱視を補正しながらカラー効果も楽しめるレンズです。
トーリックレンズの特徴:
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特定の方向に焦点を合わせるため、視界がクリアに
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レンズの回転を防ぐ「ズレ防止設計」がされている
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CYL(乱視度数)・AX(軸度)など細かいデータが必要
※眼科での検査や処方が必須になることが多いです。
● 装用期間による分類
| タイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ワンデー(1日使い捨て) | 毎日新しいレンズを使う | 衛生的で安全、ケア不要 | コストがやや高め |
| 2ウィーク | 2週間使用 | コスパが良い | 毎日の洗浄・保管が必要 |
| マンスリー | 1か月使用 | 色やデザインが豊富 | 清潔に保たないとトラブルの原因に |
乱視用カラコンは、ワンデータイプの方が種類は少なめですが、目の健康を守るという観点では特におすすめです。
● デザイン性と機能性のバランスは?
乱視用カラコンは、普通のカラコンに比べるとカラーバリエーションやデザインがやや限られているのが現状です。
しかし、近年はおしゃれさと機能性を両立した製品も増えており、ナチュラル系から盛れるデザインまで選択肢は広がってきています。
第3章:乱視の人はどうやってカラコンを選んでいる?
乱視の人がカラコンを選ぶときは、単に見た目だけで選ぶのではなく、自分の目に合ったスペックを重視することが最も大切です。
ここでは、乱視用カラコンの選び方やチェックすべきポイントを詳しく解説します。
● まずは眼科での検査が第一ステップ
乱視用カラコン(トーリックレンズ)を使用する前に、必ず眼科で目の状態を検査してもらいましょう。
乱視の度数や角度は人によって大きく異なり、適切なレンズを選ばないと見え方に違和感が出てしまうからです。
眼科で処方される主なデータ:
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SPH(球面度数):近視・遠視の度数
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CYL(円柱度数):乱視の強さ(マイナスの数字で表記)
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AX(軸度):乱視の角度(0°〜180°)
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BC(ベースカーブ):角膜のカーブに合うレンズの形状
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DIA(直径):レンズの大きさ
これらの情報は、市販のカラコン選びでも必須となります。
● CYL・AXとは?乱視カラコンで特に重要なパラメータ
乱視用カラコンを選ぶとき、最も重要なのがCYL(乱視度数)とAX(軸度)です。
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CYL(乱視度数):数字が大きいほど乱視が強く、-0.75 〜 -2.25 などが一般的です。
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AX(軸度):乱視の方向を表し、角膜のどの方向に歪みがあるかを示します(例:AX 90°、AX 180° など)。
適切なCYLとAXが合っていないと、視界がブレたり、レンズが回転して見えづらくなる原因になります。
● 自分の目に合ったスペックの探し方
市販の乱視用カラコンは、普通のカラコンよりも選択肢が限られます。そのため、以下のようなポイントに注意して選びましょう。
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処方箋の数値と完全に一致するカラコンがあるかどうかを確認
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CYLとAXの組み合わせが自分の数値に近いものを選ぶ
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BC(ベースカーブ)が合わないと違和感があるので要注意
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DIA(直径)も装用感に影響するため、サイズ感を比較
眼科での相談をもとに、カラコン販売サイトで詳細検索を活用すると、自分に合ったカラコンを見つけやすくなります。
● 発色やデザインとのバランスをどう取る?
乱視用カラコンは、発色が控えめなナチュラル系が多い傾向があります。そのため、「盛りたい」「ハーフ系にしたい」という人にとっては、デザインが物足りないと感じるかもしれません。
ですが最近では以下のような傾向も出てきています:
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自然な色合いでも透明感を演出できるデザイン
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繊細なグラデーションで黒目を大きく見せる工夫
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ワンデータイプでもおしゃれと視力矯正の両立ができる製品が増加中
選ぶときは、自分が求める「見た目」と「快適さ」のバランスを意識することが大切です。
第4章:乱視の人がカラコンを使うときの注意点

乱視の人がカラコンを使用する際は、通常のコンタクトレンズよりも注意すべき点が多いです。視界のクリアさや安全性を保つために、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
● 装用時間は必ず守る
乱視用カラコン(トーリックレンズ)は構造が複雑で厚みがあるため、酸素透過率が低くなる傾向があります。そのため、長時間の装用は目の乾燥・充血・酸欠の原因になります。
装用時間の目安:
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ワンデータイプ:8時間以内が理想
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2ウィーク/マンスリー:1日6〜8時間以内が望ましい
少しでも違和感や痛みを感じたら、すぐに外して目を休ませることが大切です。
● 見え方の違和感やズレに注意
トーリックレンズは、乱視の方向に合わせてレンズが一定の位置にとどまるよう設計されていますが、激しい動きや長時間使用によりズレることもあります。
よくある症状:
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視界がにじむ
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焦点が合わない
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左右の視力バランスが崩れる
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光がまぶしく感じる
このような症状が出た場合は、レンズの装着方向がズレている可能性があります。レンズを一度外して洗浄し、正しい向きで再装着しましょう。
● レンズが回転して見えにくくなることがある
トーリックレンズは上下に重心が偏っているため、自然と正しい位置に回転するようになっていますが、完全に安定するわけではありません。とくに装着初期はズレやすいため、以下のような対策をとりましょう。
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鏡の前でしっかり位置を確認
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見え方が安定するまで数分待つ
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運動や長時間のパソコン作業は避ける
どうしてもズレやすい場合は、レンズの種類を変えるか、眼科で再調整を相談しましょう。
● 定期的な眼科検診を忘れずに
乱視の度合いや目の状態は時間とともに変化します。カラコンを安全に使い続けるには、最低でも半年〜1年に1回は眼科を受診し、目の健康状態をチェックすることが重要です。
眼科では以下のようなことが確認できます:
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乱視度数・軸度の変化
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角膜や結膜の健康状態
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レンズが正しくフィットしているかどうか
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トラブルの予兆がないか
● 衛生管理も絶対に怠らない
特に2ウィーク・マンスリータイプを使用する場合は、洗浄・保存の手間を怠ると眼病リスクが高まります。
衛生管理の基本:
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レンズケースは1か月ごとに交換
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毎日のレンズ洗浄はこすり洗いが基本
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保存液は必ず新しいものを使う
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装着前後の手洗いは徹底
乱視の人こそ、目にかかる負担が大きくなりやすいので、「見え方」と「目の健康」どちらも大切にする意識が必要です。
第5章:実際の使用者の声「乱視だけどカラコン使ってます!」
「乱視だからカラコンは諦めていた…」という人でも、現在は安全におしゃれを楽しんでいるケースが増えています。
ここでは、実際に乱視用カラコンを使っている方の声や、おすすめブランドを紹介します。
● 使用者のリアルな体験談
Aさん(20代・女性・軽度乱視)
「最初は普通の度ありカラコンを使ってたんですが、夕方になるとすごく疲れて…。眼科で乱視用があると知って試したら、すごく視界がクリアになって驚きました。今はワンデータイプを愛用しています。」
Bさん(30代・男性・中等度乱視)
「ビジネスでも人前に出るので、ナチュラルな印象を出したくてカラコンを使い始めました。乱視用でも黒目を大きく見せてくれるデザインがあり、違和感なく使えています。目が楽になりました。」
Cさん(10代・女性・軽度乱視)
「学校にもつけていけるようなバレない系カラコンを探してました。乱視用は選べる種類が少ないけど、ナチュラル系のカラーで探せばかわいいのもある!毎日じゃなく、休日だけ楽しんでます♪」
● SNSでの口コミ傾向
TwitterやInstagramなどでも、「#乱視用カラコン」や「#トーリックカラコン」といったハッシュタグでリアルなレビューが投稿されています。
よく見られる声としては:
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「高かったけど目の疲れが減った」
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「ズレにくくて快適」
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「普通のカラコンより発色が控えめだけど自然で良い」
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「種類が少ないからもっと増えてほしい」
乱視用カラコンの需要は年々高まっており、使い心地とおしゃれの両立を目指す人が増えていることが分かります。
● おすすめの乱視用カラコンブランド
乱視用カラコンは一般のカラコンよりも数が少ないですが、信頼性の高いブランドから優れた製品が出ています。
1. アキュビュー オアシス トーリック(Johnson & Johnson)
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医療用の信頼ブランド
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酸素透過性が非常に高く、ドライアイの人にも◎
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カラーバリエーションはなし(透明コンタクト)
2. アイコフレ ワンデーUV トーリック(SEED)
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ナチュラル系のカラーあり
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ワンデータイプで手間がかからない
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学生や初心者にも人気
3. フレッシュルック ワンデーカラー トーリック
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自然なカラーで瞳に馴染む
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トーリックなのに発色がよく、盛れると話題
4. Neo Sight One Day Ring Toric(アイレ)
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装用感が軽くて自然
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ナチュラルブラウン系で普段使いに最適
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軽度〜中等度の乱視の人におすすめ
● こんな人はトーリックレンズを試してみて
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普通のカラコンで目が疲れやすいと感じている
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乱視があって視界がぼやける・にじむ
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カラコンを使いたいけど目に負担がかかるのが心配
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ナチュラルにおしゃれしたいけど、視力も妥協したくない
乱視用カラコンは、見た目の満足だけでなく快適さと安心感も得られるアイテムです。
まとめ:乱視の人はカラコンどうしてる?正しい知識と選び方が大事!

「乱視の人 カラコン どうしてる?」という疑問に対し、本記事では以下のようなポイントを詳しく解説してきました。
● 乱視でもカラコンは楽しめる!
乱視があると「カラコンは無理かも…」と感じがちですが、トーリックタイプ(乱視用カラコン)を選べば安全におしゃれを楽しむことが可能です。
視界のブレや目の疲れを避けるためには、自分の目に合った度数や軸度のレンズを選ぶことが最重要です。
● 眼科での処方がスタートライン
乱視の強さ(CYL)や角度(AX)は人によって異なり、市販のカラコンで完全に合うものを探すのは難しい場合もあります。
まずは眼科で検査を受け、正確な処方をもとにカラコンを選ぶことが、安全で快適なカラコンライフへの第一歩です。
● 発色やデザインも妥協しなくていい時代に
以前は乱視用カラコンのデザインが限られていましたが、近年はナチュラル系からしっかり盛れるタイプまで種類が豊富になってきました。
自分の好みやライフスタイルに合わせた選択ができるようになっています。
● 使用者の声から見えてきたリアル
実際に乱視用カラコンを使用している人たちの声からは、
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「目の疲れが減った」
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「視界がクリアで快適」
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「デザインも可愛い!」
といったポジティブな感想が多く、乱視の人でも安心してカラコンを楽しんでいる現実が伝わってきました。
● 正しい知識で、安全&おしゃれを両立しよう
乱視でもカラコンを使うことは十分に可能ですが、目の健康を守るためには正しい知識と使い方が不可欠です。
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眼科での検査・処方
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使用時間の管理
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衛生的な取り扱い
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定期的なチェックと見直し
この4つを守ることで、あなたも「乱視でもカラコン生活」を快適に楽しむことができるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
乱視の人でも、カラコンはちゃんと楽しめる。だからこそ、正しい選び方と使い方を身につけて、見た目も視界もクリアな毎日を手に入れてくださいね。
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